首座りの目安は?
「首がすわった」 この判断って、
みなさんどんな様子から、そう思うでしょうか?
首がすわると、赤ちゃんの頭を支える手が、今までよりはフリーになりやすく、
抱っこが楽になりますよね。
では、うつ伏せの赤ちゃん達の写真を見ながら考えてみましょう!
まずは、こちらの赤ちゃん。
まだ、うつ伏せの状態から、頭をあげるのがしんどそうです。
こちらの赤ちゃんは、どうでしょう?
頭を床から90度近く持上げられていますね。
顔や、腕や、お尻、脚にも力が入って、頑張ってる感じに見えます。
にこっ とこちらの赤ちゃん
頭は持上げられていますね。
お手てがグーで、腕が身体に引き込まれていて、腕を伸ばしにくい感じに見えますね。
こちらの赤ちゃんは、、
床から、胸も離れて90度持上げられていますね。
お腹を中心に、くるくる移動したり、今にも動きだしそうに見えますね。
さぁ、色んなうつ伏せ姿勢を見てもらいました。
じゃ、あなたはどの赤ちゃんが首がすわったと考えますか?
首、だけに着目すると、
頭が持上げられていれば、もういいかも!って思えませんか?
全身の赤ちゃんの様子を見た時には、どうでしょうか?
腕や全身に力が入っていては、
楽しくうつ伏せで遊ぶのは難しいかもしれませんね。
腕が引き込まれていたら、
目の前にある、おもちゃや、ママに触りたくても手が出せませんよね。
その姿勢が楽じゃないと、
うつ伏せにさせたら、う~と嫌がる様な感じを受けるかもしれません。
では、そんな頭は持上げられているのに、
腕や全身がしんどそうな場合、
赤ちゃんの身体のどこまで、赤ちゃん自身が守れて、
どこは抱っこする側が守ってあげたらいいでしょうか?
赤ちゃんは、スポーツ選手みたいに
辛くても鍛え上げて筋力をつける‼ とは、
違います。
全てを支えてもらわなきゃいけない、
筋肉量が少なくて、重力に対して自分の身体を動かす事も出来ない状態から、
約1年半かけて、歩き出すまでの身体(骨格)の基盤を作っていきます。
身体に無理なく、守られながら出来る動きを1つ1つ、沢山経験して、
身体の準備が整ったら、次のステップへと、
発達していきます。
首がすわった!
このワードだけでは、赤ちゃんを支える手を、
あり・なし
にするかは決められないですね。
写真でご紹介した赤ちゃん達、
あえて月齢を紹介していません。
何ヵ月か? ではなく、
この子は今、どこまで出来てるのかな?
を、見て必要な支えをしてあげて下さいね。
ちなみに、、
普段お座りをして過ごしている赤ちゃん
うつ伏せにしたら、最初にご紹介した赤ちゃん程の頭のあげ具合で、うーっと辛そうにして楽しく遊べないとしたら、、
それは、まだ頭や上半身の自由な動きを獲得出来ていませんよ、って事になります。
身体の緊張を和らげ、全身を支え守る育児で、身体に無理のない成長発達を応援しましょう。
今回、写真協力して下さった、
赤ちゃん、ご家族、ありがとうございました。
7/29(水) ベビー&キッズケアクラス
発達を促す遊びや親子での触れ合い遊びをしていきます。
生後5ヶ月までの
「寝かし付け講座」も、不定期で行います。
こちらの本の内容をお届けしています。
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